ボイジャー『宇宙の煉獄』に – 恒星間空間まであと少し

ボイジャー1号

NASA(アメリカ航空宇宙局)の無人宇宙探査機のこと
1977年に打ち上げられ、現在地球から最も離れた位置に存在している人工物である

 

ボイジャー1号の当初の目的は木星、土星、それらの衛星、環(土星の周りにあるアレ)を探査する事でしたが、現在はそのミッションを終え恒星間空間を目指しています。
地球は太陽系の惑星ですが、その太陽の恒星風が及ばない空間のことを、”恒星間空間”と呼びます。
簡単にいうと、太陽系と別の恒星系の間のことですね。

(ボイジャー1号が撮影した土星の写真)

現在、ボイジャー1号は、恒星間空間の一歩手前まできています。
この領域は、『太陽からの荷電粒子の風も凪ぎ、太陽系の磁場が積み重なって、太陽系内部の高エネルギー粒子が星間空間に漏れ出るような状態』だそうです(何のことか理解できません)。

NASAはこの領域を、cosmic purgatory(宇宙の煉 獄)と名付けたそうです。

 

2020年までは、地球と交信が可能だと計算されていますので、恒星間空間に出られるのはほぼ間違いないでしょう。

 

今まで想像することしかできなかった太陽系の外を、実際に観測することできる時が近づいてきているのです。

一体どうなるのでしょうね。
恒星間空間に出たと思ったら、太陽系の逆側から戻ってきたりしませんよね…。

 

 

NASA(ボイジャー計画公式サイト)

NASAのボイジャー計画への公式サイト
ボイジャー計画を知るために一番のサイト。英語サイトですが…。

 

 

JAXA(ボイジャー太陽系を超えて)

JAXAのボイジャーにかんするページ
ボイジャープロジェクトの詳細から、プロジェクト担当者、エドワードストーンのインタビューまで。
必見。

 

 

 

しかし、34年もかけて宇宙を旅してきたのですね。
宇宙の歴史からすれば刹那ですが、私達からすらば半生ともとれる年月…。

 

実はボイジャーには、ゴールデンレコードと呼ばれるレコードが搭載されています。

このレコード盤には、地球の生命や文化を伝える画像、音が収められています。
もしも、地球外生命体がボイジャーを発見した際に、我々の存在を知らせる目的があるそうです。

または、未来の人類がボイジャーを回収した際へのメッセージともとれます。

 

一世紀前には想像すらできずに、数十年前に描いた夢物語が実現を帯びてきたのですから、このメッセージが誰かの手に届くことも夢想ではないでしょう。

2011年12月14日 |

カテゴリ:宇宙


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